研究紹介・研究成果

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25Nov2022

細胞内のコレステロールが炎症や動脈硬化を促進〜細胞内のコレステロール蓄積の抑制が抗炎症治療となる可能性〜

日本医科大学 生化学・分子生物学(代謝・栄養学)の早川清雄講師、大石由美子教授らの研究グループは、東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 有機生体材料学分野の田村篤志准教授、由井伸彦教授、千葉大学大学院医学研究院 疾患システム医学の眞鍋一郎教授との共同研究で、細胞内コレステロールの上昇がマクロファージの炎症応答に必須であること、また、コレステロールの蓄積を抑制する薬剤PRXで動脈硬化が防ぐことができる可能性を新たに発見しました。 この研究は、日本医療研究開発機構(AMED) の革新的先端研究開発支援事業(PRIME)「生体組織の適応・修復機構の時空間的解析による生命現象の理解と医療技術シーズの創出」研究開発領域における研究開発課題「細胞代謝が規定するマクロファージの多様性に基づく筋修復メカニズムの解明」(研究開発代表者:大石由美子)、文部科学省科学研究費補助金等の支援のもと行われたもので、その研究成果は2022年11月22日正午(米国東部時間)、国際科学誌であるJCI Insight誌で公開されます。

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