大日向康秀講師が「令和6年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」を受賞しました
科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者を顕彰する令和6年度科学技術分野の文部科学大臣表彰者がこのほど発表され、本学大学院医学研究院から、細胞分子医学 講師の大日向康秀先生が「科学技術賞(研究部門)」を受賞しました。
「科学技術賞(研究部門)」は、我が国の科学技術の発展等に寄与する可能性が高い独創的な研究又は開発を行った研究者を表彰するものです。
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対象となった研究業績と受賞者のコメントは以下のとおりです。
【受賞対象となった研究業績】
「マウス原始内胚葉幹細胞樹立の研究」
【大日向先生からのコメント】
「栄誉ある賞を授かり光栄に思っております。我々が卵黄嚢の元になる原始内胚葉からの幹細胞樹立に成功したことで、初期胚を作るために必要と考えられる3つ全ての「部品」が揃ったことになります。今後も生命とは何かという生物学の根源的な問いを幹細胞の視点から解明し、それらの知見・技術を発展させ、再生医療や不妊治療分野に貢献するべく研究を推進してまいります。」